サンデーメカニック見習いのクルマいじり

(独りで)Keiワークスをまるまるツインにぶち込むブログ ~ カプチーノの修繕日記

2019-01-01から1年間の記事一覧

組立#7(フロントの足回り#1)

エンジンが載ったのでフロントの足回りが組めます。 twin-works.hatenablog.com トランスミッション(デファレンシャル)にドライブシャフトを取り付けます。 ドライブシャフトとデファレンシャル内のスプラインを合わせて奥まで突っ込みます。 ドライブシャ…

組立#6(30リットルの燃料タンクを取り付ける)

ツインにKeiワークスの燃料タンクを取り付けます。 左:Keiワークス(30リットル) 右:ツイン(20リットル) プレス形状は異なりますが取り付け部分は同じです。 取り付け部分から下側は同じ深さです。 上側で容量を増して30リットルのタンクになっているよ…

組立#5(エンジンを載せる)

エンジンルーム内の小物は既に装着しています。 twin-works.hatenablog.com リヤの足回りもカタチだけ着いています。 twin-works.hatenablog.com エンジンハーネスも取り付けました。 twin-works.hatenablog.com いよいよKeiワークスのターボエンジンをツイ…

組立#4(エンジンハーネスを取り付ける)

エンジンを車体に載せる前に必ずやっておくこと。 それはエンジンハーネスの取り付けです。 載せてからではかなり苦労するかと。。。 twin-works.hatenablog.com この過去記事を参考にしながら作業を進めます。 まずスターティングモーターの取り付けから始…

組立#3(リヤの足回り#1)

今日はリヤの足回りを取り付けます。 完全に組み上がるまでボルト類は全て仮留め状態にします。 トレーリングアームをピボットに取り付けます。 リヤアクスル 上:ツイン(ドラムブレーキ式) 下:Keiワークス(ディスクブレーキ式) Keiワークスのリヤアク…

組立#2(ブレーキブースター・ペダル類・ケーブルなど)

エンジンを載せる前に取り付けておいた方が楽な部品 エンジンマウント ブレーキブースター ステアリングロッド クラッチケーブル シフトコントロールケーブル ABSアクチュエータ ラジエータ(2019年10月27日に追記) twin-works.hatenablog.com 順に取り付け…

組立#1(バルクヘッドの防音フェルト)

いよいよドンガラなツインにKeiワークスのパーツを組み付けて行きます。 ここにきて 最後まで移植を悩んだパーツがあります。 バルクヘッドの防音フェルトです。 エアコンユニットを外せば楽々交換できるんですがエアコンガスは抜きたくない。 エアコンの配…

サビ退治(ボディと下回り#3~最終仕上げ)

ようやく今日でサビ退治が終わります。 面倒臭くて後回しにしていた助手席後ろのフェンダーです。 サビで樹脂フェンダーを取り付ける角穴が全滅しています。 ドナーのKeiワークスから必要な部分を切り出します。 当然ですが形状や角穴の位置が合いません。 …

サビ退治(リヤフレーム#2)

これまでのサビ退治を行った方法 溶接 リベット 1.溶接 室内に開いた大穴を溶接で塞ぎましたが母材と鋼板が薄くて上手く溶接できませんでしたが何とか穴を塞ぐ目的は達成しました。 twin-works.hatenablog.com 2.リベット フロントのタイヤハウス内に開いた…

バルクヘッドにTMケーブルを通す穴を開ける

ツインとKeiワークスのギヤチェンジの方式は全く異なります。(MTの場合) ツインにターボエンジンを載せる時にネックとなる部分です。 ツインはロッド式 Keiワークスはケーブル式 ツインにKeiワークスのエンジン&ミッションを載せるとケーブル式に変更しな…

オートミックスガンを作る

パネルボンドと言えば3M社のオートミックス 私が勝手にそう思っているだけですが (^^; このボンドはご覧のようにカートリッジ式の2液混合タイプです。 つまり同時に均等にA剤B剤を押し出さないと効果が得られません。 専用ガンはかなり高価なので適当な材…

サビ退治(タイヤハウス#2)

大穴の開いたタイヤハウスに着手します。 ざっくり見てタイヤハウス内の形状がKeiワークスもツインもよく似ているので移植手術をやってみようと思います。 ドナーのKeiワークスからタイヤハウス内の鋼板を移植します。 運転席側を切り出します。 助手席側も…

K6AエンジンOH(トランスミッションの装着)

ツインのサビ退治は諸事情によりちょっと小休止です。 気分を変えて放置しているトランスミッションの作業をします。 洗浄前 洗浄後 古いレリーズベアリングを外して新品に交換します。 レリーズシャフトとベアリングの装着部にグリスを塗布します。 矢印: …

サビ退治(ボディと下回り#2)

サビで大穴が開いた部分を塞ぎます。 鋼板を溶接して穴を塞ぐ作戦です。 ダンボールで型取りします。 ドナーのKeiワークスのボディから鋼板を切り出します。 鋼板が湾曲しているのでハンマーで叩いて平らにします。 型紙を置いてカットラインを引きます。 切…

サビ退治(ボディと下回り#1)

サビ退治です。 ツインの継続車検を受ける前にタイヤハウスとリヤフレームは既に手を付けていました。 twin-works.hatenablog.com twin-works.hatenablog.com 全体的にサビサビな車ですが今日は以下のメニューの作業です。 サイドブレーキのレバー周辺 スペ…

ツイン解体:最終回(ブレーキブースターやリヤアクスルなど)

今日でツインの解体を終わります。 取り外す部品がまだまだいっぱいあります。 一気にやっつけます! まずはブレーキブースターから ブレーキペダルを外します。 矢印:ナット4個 丸印:ボルト1本 ブレーキブースターと連結しているピンを先に抜いた方が作業…

ツイン解体(サイドブレーキワイヤーを取り外す)

先日はミッションとエンジンを降ろしました。 カラッポです。 今日は室内をドンガラにします。 そしてサイドブレーキワイヤーを取り外します。 インパネハーネスを外します。 樹脂クリップとカプラを抜くだけです。 twin-works.hatenablog.com シートはこの…

ツイン解体(エンジンを降ろす)

今日はエンジンを降ろします。 先日ミッションを降ろした状態からの続きになります。 まずエンジンハーネスとインパネハーネスを分離します。 矢印: エンジン側からグロメットを外します。 矢印: 車内の4つのカプラを外します。(助手席の前) 外しました…

ツイン解体(ミッションを降ろす)

Keiワークスのエンジンを降ろした時はエンジンとミッションを分離させず一気に降ろしました。 twin-works.hatenablog.com 今回はエンジンを車体に残した状態でミッションだけを降ろす方法を記事にしたいと思います。多くの人がクラッチ交換をするときの方法…

ツイン解体(ダッシュボードとメインハーネスの取り外し)

今日はダッシュボードを取り外します。 そしてメインハーネスとエンジンハーネスを分離します。 まずはダッシュボードから着手します。 インパネを外します。 矢印: ネジ2本を外します。 あとは嵌っているだけなので躊躇せずバキッと引き抜きます。 矢印: …

ツイン解体(エンジンを降ろす準備)

今日はエンジンを降ろす準備をします。 多くの手順は「Keiワークス解体」のカテゴリーで公開していますので大幅に端折った記事になります。 エンジンオイル、ミッションオイル、クーラントを抜きます。 適切に処理するためにペットボトルに入れて業者に廃棄…

ツイン解体(燃料タンク・マフラー・フロント足まわり)

今回からはしばらく「ツイン解体」シリーズになります。 とりあえずウマを掛けます。 燃料ラインの圧を逃すために燃料ポンプのヒューズを抜いて数秒間クランキングします。 燃料タンクにつながっているホース類をすべて外してボルト4本を抜けば降ろせます。 …

K6AエンジンOH(補器類を取り付ける#4 オルタネータ・インテークマニホールドなど)

補器類の組み付けもいよいよ終盤です。 オルタネータ 矢印: オルタネータを取り付けます。 締付トルク:25N・m オイルレベルゲージガイド: オイルレベルゲージ: Oリングは再使用不可です。 純正品番:09280-10016 購入価格は69円でした。 丸印: オイル…

K6AエンジンOH(補器類を取り付ける#3 キャタライザ・サーモスタットケースなど)

梅雨の合間を縫って組み付け作業をしています。 なかなか思うように進みません。 キャタライザ: 内部をエアで吹いてカーボン片などのススを飛ばしておきます。 エキゾーストパイプガスケットは再使用不可です。 純正品番:14182-85551 購入価格は348円でし…

K6AエンジンOH(補器類を取り付ける#2 エキゾーストマニホールド・ターボチャージャーなど)

今日はエキマニとターボを組み付けます。 エキゾーストマニホールド: 特に異常が無いので再使用します。 シリンダブロックとの合わせ面をオイルストーンで軽く研磨します。 このくらいで良いです。 排気温度計を取り付けるのでセンサー取り付けの加工をしま…

K6AエンジンOH(補器類を取り付ける#1 クランクシャフトプーリー・オイルクーラー・ウォーターポンプなど)

今日から徐々に補器を取り付けて行きます。 まずはクランクシャフトプーリーから組み付けます。 オイルシール: 純正品番:09283-35047 KOYO社製で購入価格は388円でした。 スズキ純正部品だと600円ほどします。 注意: 包装袋にはカムシャフトと記されてい…

K6AエンジンOH(腰上組立#5 オイルポンプ・ヘッドカバー・オイルパン)

エンジン単体の組み立ては今日で終わります。 前回はタイミングチェーンを張ったところで終わりました。 今日はタイミングが正しく取れているかのチェックから始めます。 クランクプーリーを刺し込みます。 クランクプーリーを手で右方向に1回転させます。(…

K6AエンジンOH(腰上組立#4 タイミングチェーンと周辺部品)

カムシャフトが付くと一気にエンジンっぽくなりますね。 写真: カムシャフトハウジング未装着の時のものです。 今日はこのカムシャフトに直結しているカムタイミングスプロケットにタイミングチェーンと周辺部品を取り付けます。 チェーンテンショナ タイミ…

K6AエンジンOH(腰上組立#3 タペット・カムシャフト)

今日は焦らずゆっくり慎重に・・・細々した作業です。 マイクロメーターを使用して タペットに装着されているシムの厚みを計測します。 その前準備としてゼロ点調整をします。 タペットからシムを外します。 シムの厚みは2.62mmと印字されています。 マイク…

K6AエンジンOH(腰上組立#2 腰上と腰下の合体)

今日は腰下(シリンダブロック)との合体です。 合わせ面をしっかり脱脂します。 シリンダヘッド側もしっかり脱脂します。 シリンダヘッドガスケットは再使用不可です。 純正品番:11141-73G01 KP社製で購入価格は2760円でした。 スズキ純正部品は6500円ほ…