K6AエンジンOH(トランスミッションの装着)
ツインのサビ退治は諸事情によりちょっと小休止です。
気分を変えて放置しているトランスミッションの作業をします。
洗浄前
洗浄後
古いレリーズベアリングを外して新品に交換します。
レリーズシャフトとベアリングの装着部にグリスを塗布します。
矢印:
レリーズシャフトを矢印の方向にずらします。
丸印:
レリーズシャフトのフォーク先端の突起をベアリングの溝に差し込んでベアリングを装着します。
装着しました。
古いドライブシャフトのオイルシールを外して新品に交換します。
装着部の内側にシリコングリスを塗布します。
右側
純正品番:09283-40028
購入価格は594円
左側
純正品番:09283-40029
購入価格は635円
続いてエンジン側の作業です。
クランクプーリのオイルシールを装着します。
純正品番:09283-35047
購入価格は388円
フライホイールに新品のインプットシャフトベアリングを圧入します。
19mmのソケットを当ててプラハンで叩き入れます。
純正品番:12623-70B00
購入価格は881円
フライホイールを取り付けます。
締付トルク:69N・m
ボルトは再使用不可で新品を使用します。
純正品番:09103-10282
購入価格は6本で855円
矢印:
矢印の部分が出っ張った方をミッション側に向くようにします。
このディスクはT/M SIDEの印字があるので分かり易いです。
クラッチカバーを重ね合わせてセンター出しします。
専用工具も売られていますが写真のように10mmのボルトにテープを巻いただけの簡単な物でも十分です。
お手製のセンター出し工具を入れたままクラッチカバーのボルトを締め付けます。
締付トルク:23N・m
クラッチハウジングの上側のプレートをフライホイールの裏側に滑り込ませてボルト穴に合わせます。
エンジンにミッションを装着します。
矢印:
上の2本のボルトを締め付けます。
矢印:
キャタライザ裏にあるボルトを締め付けます。
クラッチハウジングの下側のプレートを取り付けます。
矢印:
スチフナのボルトを締め付けます。
矢印:
スタッドボルトにナットを締め付けます。
エンジンとミッションが合体しました (*^^)v
使用したクラッチ交換3点セット
レリーズベアリング:Koyo社製 RCT283SA
クラッチディスク:EXEDY社製 SZD037U
クラッチカバー:EXEDY社製 SZC540U
購入価格は12552円
それでは今日はこのへんで (^O^)