2019-01-01から1年間の記事一覧
組立はやっぱり楽しいですね。 カタチになって行く満足感があります。 シリンダヘッドにバルブとその周辺のパーツを装着して行きます。 バルブスプリングシートを写真の向きでバルブガイドに通します。 次にバルブステムシールを取り付けます。 純正品番:09…
今回で腰下の組み立ては終了です。 twin-works.hatenablog.com この記事で破損したピストンリングの組み付けから始めます。 純正品番:12140-73G01 リングセット,ピストン,STD 購入価格は3553円(1セット)高いです (^^; 矢印: バラした物では擦り減って確認できな…
休日少なめ残業多め 薄給のサラリーマンがエンジンのオーバーホールをする これって想像以上に時間がかかるんですよ。 言い訳はそのへんにしといて ここから本題です。 シリンダブロック: クランクシャフトベアリング(以下ベアリング)の取り付け面を脱脂…
梅雨に入りましたねー 湿気+酸素=酸化∴サビサビ そんな数式?が成り立つ季節です。 早くエンジン組まなきゃヤバイです。 ここから本題です。 エンジンの組み立ては概ねバラした逆順で進めますが手順を間違えると面倒です。 まずはクランクシャフトを組む前…
シリンダヘッドの加工 面研磨とバルブシートの研磨(バルブの擦り合わせ) twin-works.hatenablog.com それとポート研磨です。 矢印: 光っている部分が段付きです。 小さい所でも0.5mm程度の段差があります。 電動リューターで削ります。 完全に段付きを削…
オーバーホールの途中で放置しまくりのK6Aエンジンです。 シリンダヘッドの歪をチェックします。 プロのメカニックはストレートエッジとシックネスゲージを使用して平面度のチェックをしますが写真のような100均ステンレスモノサシでも可能です。 測定箇所:…
前オーナーさんは私と同級の女性です。 新車から15年間 ずっと乗り続けてきた白いツイン 2年前の車検時に新しいクルマへの買い替えを勧められたそうです。 ローンを組まずに一括で購入したツイン 何故だかディーラーの所有権が付いていました。 話を聞くと …
5月13日(月)午後から検査予約 サビサビで大穴ポッカリ そんなアヤシイ状態のツインの継続車検に挑みました! ぱっくり千切れているドライブシャフトブーツ 初めて分割式のブーツを使ってみます。 ドライブシャフトを抜く時間が無いのと作業が面倒なので (^…
フロントのタイヤハウスのサビは衝撃的でした。 twin-works.hatenablog.com なにげにリヤも気になって覗きこむと 運転席側: トレーリングアームのピボット側のフレームにアルミテープですか? めくってみたら大穴出現です。 えらいことなっています。 ハン…
サビの浸潤は末期のステージ4ですが早期治療が望ましいです。 タイヤハウス内のザクザクから手を付けます。 まずは運転席側から 指で押すだけでポロポロと破片が落ちます。 点検ハンマーでコンコンすると手応えの無い感触でザクザク落ち剥がれます。 大穴出…
平成最後の日 やっとこさレシピエントがやって来ました! 平成16年生まれ 15歳 体重590Kg 身長145Cm ウェスト273Cm 肺活量660cc うるおいが足らないようです (^O^) 肌荒れ シミ&そばかす アカギレ ほうれい線&肌のくすみ ぱっくり 穴かな? やさしい木漏れ…
洗浄編#1でかなりの強敵だったバルブ 特に排気側のバルブはカーボンの層が酷くて最悪の状態でした。 twin-works.hatenablog.com この凶悪なカーボンを強引に除去します。 作戦名:グルグルペーパー600ガリガリ作戦 注意:フェース面は絶対に削らないこと! …
今回はどんどん洗浄します (*^^)v 前回と同じくサンエスK1を使用して漬け置き洗浄です。 ヘッドカバー(カムシャフト側) 洗浄効果良し! タイミングチェーンカバー(裏側) 古い液体ガスケットを除去します。 洗浄効果良し! シリンダブロック(クランクシ…
分解した部品を気が向いた順に洗浄して行きます。 使用するケミカル剤はサンエスK1です。 この洗浄剤は凄いです。 とりあえずシリンダヘッドから 桶にサンエスK1を1袋まるまる投入します。 80度くらいの熱湯を15リットル入れて撹拌します。 燃焼室のカーボ…
続いて、分解編#3です。 フローチャートに従って《クランクシャフトの取り外し》から まずロアクランクケースを外します。 矢印: ボルト8本は外側から内側へ対角のボルトを順に緩めます。 注意:10mmの12角ソケットを使用します。 丸印: ボルト4本を緩め…
今日のブログは長編なので2分割します。 まずは、分解編#2です。 それでは前項のフローチャートに従って分解して行きます。 まず初めに《シリンダヘッドの取り外し》です。 矢印: ボルト8本 外側から内側へ対角のボルトを順に緩めます。 注意:10mmの12角…
いよいよK6Aエンジン本体のバラしです。 14万キロ走行の中古車からの摘出品です。 エンジン内部の状態が気になります。 分解手順のフローチャートに従い分解して行きます。 それでは《ヘッドカバー&オイルパンの取り外し》です。 矢印: ボルト6本を外しま…
今回が「補器類を外す」シリーズの最終回です。 フライホイール クランクシャフトプーリ かなりのトルクで締め付けられています。 更にプリコート剤が施されているので硬いです。 各所に予めラスペネを浸透させてから作業を始めます。 フライホイール: 矢印…
今日は補器類の中でも一番の難所を外します。 ターボチャージャー(ターボ) エキゾーストマニホールド(エキマニ) ウォーターポンプ(ウォポン) ターボ周辺は高熱になる部分でとにかく錆び錆びです。 ラスペネをよーく浸透させた後に作業します。 ソケッ…
今日は少々気を使う作業です。 タービン直下のキャタライザ(触媒)の取り外しです。 高熱でボルトが錆び錆びなのでボルトがナメたり折れたりいつも苦労する場所です。 ピンク線で覆われたパーツがキャタライザです。 ラスペネを十分に浸透させた後に作業に…
今日もどんどん補器類を外して行きます! 矢印: ウォータポンプベルトカバーを外します。 矢印: オイルレベルゲージガイドを外します。 レベルゲージは抜かなくても作業できます。 矢印: オルタネータをブラケットごと外します。 側面にも2本ボルトがあり…
補器類とは? エンジン単体では動きません。 エンジンを動かすために必要な周辺機器のことです。 いろいろ有るので外し易い物から外して行きます。 注意: これから外そうとするパーツの全てのボルトナットにラスペネを塗布して馴染ませた後から作業に入りま…
エンジン本体からミッションを切り離します。 そしてクラッチの摩耗をチェックします。 作業しにくい場所から始めます。 まず、触媒の裏側のボルトを外します。 矢印: リヤマウントのスチフナを外します。 矢印: 下側にもスチフナがあります。(ボルト2本…
今日もポカポカ陽気でヤル気Maxだったので昨日に引き続き作業を進めました! ごちゃごちゃしたエンジンハーネスを取り外します。 はっきり言って地味で面倒な作業です。 樹脂クリップを片っ端から外して行きます。 できれば再利用したいので割らないように外…
いよいよドナー車Keiワークスの解体作業も最終日です。 今日はドンガラになった車体を作業場から駐車場に移動させました。 移動させるために軽量化します。 ドア4枚とリヤハッチ諸々を撤去しました。 リヤシートも撤去してとにかく外せる物は全て撤去です。 …
エンジンを降ろしたついでにエンジンルーム内のいろいろな物も外しました。 ワイパーモーター: 純正品番:38101-74G00 ウインドウウォッシャータンク: 純正品番:38450-76G10 インタークーラースプレーに改造できそうです。 エアコンコンプレッサー: 純正…
ポカポカ陽気の春のような穏やかな休日 ようやく重い腰を上げてエンジンを降ろしました (*^^)v エンジンを吊るのに邪魔なボンネットを撤去します。 ワイパーとガーニッシュを外さないとボンネットが外せません。 エアコンのコンプレッサーを外して邪魔になら…
ご無沙汰なブログです。 寒いこの時期はもう何もしたくない。 好きなクルマ弄りも気分が乗らない。 でもね、 数日前に嬉しい知らせが届きました。 今ボチボチやってるKeiワークスの解体&OH このドナーから摘出した臓器達を移植するレシピエントが 4月頃に我…