K6AエンジンOH(腰上組立#4 タイミングチェーンと周辺部品)
カムシャフトが付くと一気にエンジンっぽくなりますね。
写真:
カムシャフトハウジング未装着の時のものです。
今日はこのカムシャフトに直結しているカムタイミングスプロケットにタイミングチェーンと周辺部品を取り付けます。
- チェーンテンショナ
- タイミングチェーンガイド
- ボルト2本
- ボルト2本
- スペーサ
- タイミングチェーンテンショナリンク
- クランクタイミングスプロケット
- テンショナアジャスタ&ガスケット
- ボルト2本
- タイミングチェーン
矢印:
スプロケットの△三角マークが上に向く位置にします。
丸印:
スプロケットの合わせマークとシリンダヘッド側の合わせマークを合わせます。
丸印:
私の場合は見やすいようにピンク色でマーキングしています。
次にタイミングチェーンを掛けます。
丸印:
カムタイミングスプロケットの△三角マークとタイミングチェーンの色の付いたリンクを合わせて掛けます。
矢印:
クランクシャフトはキー溝をシリンダブロックの合わせマークと合う位置にします。
(第1気筒排気上死点)
丸印:
クランクタイミングスプロケットの切り欠き部分がキー溝と合う向きで入ります。
タイミングチェーンの黄色のリンク
その黄色のリンクをクランクタイミングスプロケットのスリットに合わせてクランクシャフトに取り付けます。
こんな感じ (*^^)v
タイミングチェーンガイドにエンジンオイルを塗布します。
矢印:
タイミングチェーンガイドを取り付けます。
締付トルク:9N・m
次にテンショナアジャスタを取り付けます。
締付トルク:11N・m
矢印:
チェーンテンショナとスペーサを取り付けます。
取り付けた後からエンジンオイルを塗布します。
締付トルク:25N・m
丸印:
テンショナアジャスタのプランジャを縮めます。
矢印:
ストッパー代わりにマイナスドライバーを刺し込んでおきます。
その状態でタイミングチェーンテンショナリンクを取り付けます。
ボルトの締付トルク:11N・m
取り付けたらストッパー(マイナスドライバー)を抜きます。
注意:
取り付ける時にプランジャの先端が当たる部分に樹脂製のパッドが付いているかどうかを確認しておきます。
最後にタイミングチェーン全体にエンジンオイルを塗布します。
どんどんエンジンらしい姿になって来ましたね。
それでは今日はこのへんで (^O^)