K6AエンジンOH(補器類を外す#3 キャタライザ&サーモケース)
今日は少々気を使う作業です。
タービン直下のキャタライザ(触媒)の取り外しです。
高熱でボルトが錆び錆びなのでボルトがナメたり折れたりいつも苦労する場所です。
ピンク線で覆われたパーツがキャタライザです。
ラスペネを十分に浸透させた後に作業に入ります。
矢印:
ラスペネを浸透させている間にO2センサーにつながるカプラを外します。
丸印:
配線止めを緩めます。
矢印:
カプラ下側の穴にドライバーを立てると簡単にカプラを抜くことができます。
矢印:
キャタリストケースカバーを外します。
ボルトがサビサビなので要注意箇所です。
ブラケットのボルトも外します。
矢印:
ナット2つ
丸印:
ボルト2本
ここも要注意箇所です。
キャタライザが外れました。
タービン側はこんな感じです。
ガスケットがバキバキに割れています。
異物混入を防ぐためにマスキングテープを貼っておきます。
ガスケットです。
ダンボール箱に入れて保管します。
続いてサーモケースを取り外す作業に入りますがその前に邪魔になっているヒータアウトレットのパイプを外します。
丸印:
ボルトを外せばヒータアウトレットパイプが外せますがキャタライザのブラケットが邪魔です。
ピンクの矢印:
キャタライザのブラケットはこのボルトを緩めないと外せません。
黄色の矢印:
オイルインテークを緩めて横にずらさないブラケットが外せません。
上記を意識して外して行きます。
まず、オイルインテークの下側のユニオンボルトを外します。
写真のようにずらして工具を入れてブラケットのボルトを外します。
矢印:
ユニオンボルトを軽く仮止めしておきます。
丸印:
ヒータアウトレットパイプのボルトを外します。
ヒータアウトレットパイプは強引に引き抜けば外せます。
サーモスタットケースを抜き取ります。
サーモスタットケースが外れました。
いつものようにダンボール箱に入れて保管します。
それでは今日はこのへんで (^O^)