組立#6(30リットルの燃料タンクを取り付ける)
ツインにKeiワークスの燃料タンクを取り付けます。
左:Keiワークス(30リットル)
右:ツイン(20リットル)
プレス形状は異なりますが取り付け部分は同じです。
取り付け部分から下側は同じ深さです。
上側で容量を増して30リットルのタンクになっているようです。
矢印:
概ね40mmのスペーサーを入れないと取り付けできそうにありません。
M8ボルト60mmと平ワッシャと樹脂製の物体
組み合わせて40mmスペーサ―の完成です。
同じ物を4つ用意します。
燃料ポンプにカプラやホースを接続します。
40mmのスペーサーで燃料タンクを装着してみると車体(床)との隙間にまだまだ余裕がありました。
樹脂製の物体を1つ抜きます。
約27mmのスペーサーになりました。
30リットルの燃料タンクの取り付け完了です。
これで航続距離が単純に1.5倍増です。
スペーサ―に使用した「樹脂製の物体」の正体はコレです。
樹脂パレットに付いている荷物の滑り止めです。
耐候性も耐久性も抜群です。
中心の穴もM8ボルトが無理なく通る大きさでちょうど良いです。
それでは今日はこのへんで (^O^)
組立#5(エンジンを載せる)
エンジンルーム内の小物は既に装着しています。
リヤの足回りもカタチだけ着いています。
エンジンハーネスも取り付けました。
いよいよKeiワークスのターボエンジンをツインに載せることができます。
その前に安全確保の準備が必要です。
タイヤを取り付けます。
タイヤの下にパレットを敷きます。
リジットラックからツインがずり落ちても難を逃れるための安全確保です。
何故このような安全確保が必要かと言うと。。。
ツインの車体を持ち上げないとエンジン本体をエンジンルームの下側にセット出来ないからです。
上の写真で示したラインの幅だけフロント部分をチェーンブロックで吊り上げます。
ロープを写真の位置に通します。
細心の注意を払ってフロント部分をゆっくり吊り上げます。
写真では分かりづらいですが車体が揺れてなかなかアクロバティックな姿勢です。
矢印:
隙間は必要最小限の約30ミリです。
エンジンを下に滑り込ませて車体をリジットラックに乗せます。
次にロープをエンジンの吊り金具(3ヵ所)に移し替えてチェーンブロックで吊り上げます。
ある程度までエンジンを吊り上げたらハーネスがエンジンと車体の間に挟まらないように外へ垂らしておきます。
最後まで吊り上げたらエンジンを左右のエンジンマウントに取り付けます。
続いてリヤ(下側)のエンジンマウントにエンジンを載せます。
矢印:
リヤのエンジンマウント
そのためにエンジンマウントとトランスミッションを連結するアルミ製の強靭なステーを取り付けます。
エンジンマウントに固定します。
ターボエンジンがエンジンルームに収まりました。
インタークーラ等の補器類の取り付けはまた次回のお楽しみ (*^^)v
それでは今日はこのへんで (^O^)
組立#4(エンジンハーネスを取り付ける)
エンジンを車体に載せる前に必ずやっておくこと。
それはエンジンハーネスの取り付けです。
載せてからではかなり苦労するかと。。。
この過去記事を参考にしながら作業を進めます。
まずスターティングモーターの取り付けから始めます。
矢印:
オルタネータの端子とカプラを取り付けます。
矢印:
ノックセンサーのカプラを結合します。
インテークマニホールドのナットとハーネスのステーを共締めします。
ハーネスをスチフナの裏側を通します。
アースをボルトで取り付けます。
矢印:
スターティングモーター
矢印:
カム角センサーのカプラを結合します。
丸印:
クリップを留めます。
ISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)のカプラを結合します。
矢印:
ISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)
丸印:
クリップを留めます。
各センサーのカプラを結合します。
矢印:(左から)
プレッシャーセンサー
スロットルポジションセンサー
吸気温センサー
矢印:
水温センサーのカプラを結合します。
矢印:
インジェクターのカプラを結合します。
ハーネスの長さがそれぞれ違うので気筒を間違える心配はありません。
バックアップスイッチのカプラを結合します。
黄色矢印:
シフトコントロールケーブルを固定するステーを取り付けます。
ピンク矢印:(下から)
スピードセンサーのカプラを結合します。
ハーネスをステーの下に通します。
ハーネスの金具をスターティングモーター上のボルトで留めます。
丸印:
クリップを留めます。
ハーネスの金具
別角度から
クリップ
別角度から
それぞれのカプラを結合します。
矢印:(左から)
ソレノイドバルブ
O2センサー
全体像が見えづらいと思いますが手順的にはこの記事の通りで間違い無いかと。
カプラに関しても基本的に着く所にしか着かないように上手く出来ているので結合間違いも無いかと。
それでは今日はこのへんで (^O^)
組立#3(リヤの足回り#1)
今日はリヤの足回りを取り付けます。
完全に組み上がるまでボルト類は全て仮留め状態にします。
トレーリングアームをピボットに取り付けます。
リヤアクスル
上:ツイン(ドラムブレーキ式)
下:Keiワークス(ディスクブレーキ式)
Keiワークスのリヤアクスルをトレーリングアームに取り付けます。
リヤブレーキをドラム式からディスク式に変更します。
夢のディスクブレーキ化です (*^^)v
スズキスポーツの車高調を取り付けます。
まずショックアブソーバー(上側)を取り付けます。
矢印:
純正でコイルスプリングを取り付ける場所にゴム製の緩衝材が装着されています。
緩衝材を取り除いてスプリングシートを取り付けます。
コイルスプリングを取り付ける準備をします。
矢印:
スプリングシートを上まで移動させておきます。
普通はジャッキでリヤアクスルを持ち上げながらスプリングを装着しますが、リジットラック(ウマ)で車高がかなり上がっているので古タイヤを下に噛ましてコイルスプリングを取り付けます。(我流おうちゃく技)
軽自動車のアクスルは軽いので腕力で大丈夫 (*^^)v
コイルスプリングを取り付けます。
ショックアブソーバーの下側を取り付けます。
ショックアブソーバーが伸び切った状態でコイルスプリングにある程度のテンションが掛かるようにスプリングシートを仮調整しておきます。
スズキスポーツのラテラルロッド(調整式)を取り付けます。
オリジナルは黒ですが赤色に塗り直しています。
矢印:
ホイールセンサーを取り付けます。
ちなみに、、、
Keiワークス用のホイールセンサは床に嵌め込むグロメットからカプラまでのコードの長さが短くて使用できませんでした。
作業のついでにパーキングブレーキケーブルを取り付けます。
と言っても今回はグロメットを嵌めただけです。
ちなみに、、、
ツインをディスクブレーキ化するのでパーキングブレーキケーブルもKeiワークス用を使用する訳ですがケーブルの長さや取り付ける金具の位置も全てがツインのケーブルと異なるので少々厄介です。
ケーブルをどう引き回すか?どう固定するか?
もっと言うとパーキングブレーキレバーの取り付け方法も異なるのでしばらく仕事中にアレコレ妄想する時間が増えそうです。
それでは今日はこのへんで (^O^)
組立#2(ブレーキブースター・ペダル類・ケーブルなど)
エンジンを載せる前に取り付けておいた方が楽な部品
順に取り付けます。
エンジンマウントを取り付けます。
写真はありませんが3ヶ所あります。
ブレーキブースター
左:ツイン
右:Keiワークス
明らかに大きさが違います。
Keiワークスのブレーキブースターを取り付けます。
ブレーキペダルもKeiワークスの物を使いたいところですが微妙にサイズが違い装着することができませんでした。
矢印:
Keiワークスの方が若干大きい
ブレーキペダル
矢印:
仮留めします。
丸印:
ボルト穴を合わせます。
ブレーキブースターを装着します。
矢印:
ナット4箇所、ピンでペダルと連結します。
次にステアリングロッドを取り付けます。
次にクラッチケーブルを通します。
クラッチペダル
左:ツイン
右:Keiワークス
ほとんど同じです。
矢印:
予めクラッチペダルにケーブルを取り付けておきます。
矢印:
室内からケーブルをエンジンルームに入れます。
クラッチペダルを取り付けます。
矢印:
ボルトナット3ヶ所
ついでにアクセルペダルも取り付けます。
左:ツイン
右:Keiワークス
矢印:ツインのペダルにはバランサーが付いています。
ナット2個で取り付けます。
写真はありませんがアクセルワイヤーも先端に通します。
室内の作業ついでに
インターミディエイトシャフトを取り付けます。
カバーを取り付けます。
続いてトランスミッションケーブルを取り付けます。
矢印:
クラッチケーブルをバルクヘッドのハンガーに取り付けます。
丸印:
トランスミッションケーブルをエンジンルームから室内に通します。
ボルト2本でしっかり留めます。
矢印:
本来なら裏側(室内側)にナットが溶接されているのでボルトをねじ込むだけで装着できますが、バルクヘッドに穴あけ加工をしたのでナットがありません。
一人での作業はなかなか苦労する部分です。
ABSアクチュエータ―
Keiワークスの部品を移植しました。
ツインの物とは形状やブレーキホースの並びが 違うので取り付けに少々手間取ります。
それでは今日はこのへんで (^O^)