ドライブシャフトのOH(自己責任版)
今日はドライブシャフトのオーバーホールです。
Keiワークス純正ドライブシャフト
純正品番:44101-78G20(ライト)
純正品番:44102-84H00(レフト)
インナージョイント(ミッション側)からブーツバンドを外します。
若干グリスの劣化が見られます。
ジョイントはブーツバンドで留まっているだけです。
スナップリングを外してベアリングを抜きます。
キレイに洗浄します。
ちょっと嫌な感じに焼けていますがオーバーホールして継続使用します。
続いてアウタージョイント(ホイール側)のブーツバンドを外します。
グリスの劣化も無く良い感じです。
シャフトをグリグリながらウエスでグリスを拭き取れるだけ拭き取ります。
注意:
アウタージョイントは基本的に非分解です。
以下の作業は自己責任となります。
ジョイントを水平に保ちショックレスハンマーで抜ける方向に一発打撃を加えると簡単に外れます。
玉受けをシャフトが付いていたら絶対に曲がらない範囲まで曲げるとベアリングの玉がポロっと取れます。
6個の玉を取り出したら玉受けを知恵の輪チックにグリグリして取り出します。
キレイに洗浄します。
玉受けを入れます。
続いて玉を1つずつ入れて行きます。
玉が入り辛い時はプラハンを上手く使って入れます。
完成の絵 (*^^)v
等速ジョイント用グリスを充填します。
シャフトのスプラインがジョイントのスプラインと合うように真っすぐ垂直に当てがってショックレスハンマーで一発打撃を加えます。
シャフトをグリグリしながらグリスを隅々まで行き渡るように充填します。
グリスの量は写真の通りです。
私の場合ブーツ内部にはグリスを入れません。
ブーツバンドの締め付けは写真のようにマイナスドライバーで根元を押さえながらロッキングプライヤーで引っ張ります。
ロッキングプライヤーで爪の部分を90度に曲げると緩みません。
バンドは適当な長さに切って更に写真のように90度にコの字に曲げます。
最後にハンマーで叩きます。
外側も同じ作業です。
インナージョイント側
ブーツバンド、ブーツの順に入れます。
スプラインにグリスを塗ってベアリングを入れてスナップリングで止めます。
ベアリング周りにグリスを擦り込むようにたっぷりと充填します。
ジョイントのカップ内は写真のように淵に沿ってグリスを充填します。
シャフトにジョイントを刺して何度も抜き刺しを繰り返してグリスを馴染ませた後にブーツを装着すれば出来上がり(*^^)v
- ブーツセット、ホイールサイド
純正品番:44118-76G10
制研科学工業:品番600-00149
購入価格:1177円(2個必要) - ブーツセット、ディファレンシャルサイド
純正品番:44119-76G30
制研科学工業:品番600-00162
購入価格:960円(2個必要) - 等速ジョイント用グリス
モノタロウ品番:MTJG-150
購入価格:229円(2個使用)
それでは今日はこのへんで (^O^)