ダクト付きボンネットを作る#4(FRPの積層)
210番のガラスクロスを使用します。
ガラスクロスは1枚貼りするのではなく網目が45度ずつ重なるように部分ごと貼り合わせると強度が出ます。
ガラスクロスを2プライ積層します。
完全硬化したらピンクのマーカーで縁取りします。
こんな感じ (*^^)v
ヘラと高圧エアを上手く使って離型します。
ピンクの淵取りの外側をディスクグラインダーでトリミングします。
次にボンネットの内側をサンディングします。
内側にガラスマットを積層するためです。
450番のガラスマットを重ね合わせながら積層します。
重ね合わせている部分が多くなるので実質2プライです。
天日干し?
周囲をトリミングしてダクトの開口部も整えます。
ボンネットの表側をサンディングしてFRPパテを盛る準備をします。
それでは今日はこのへんで (^O^)
2020年6月8日YouTubeに動画アップしました。
ダクト付きボンネットを作る#3(FRPの離型処理)
ダクトの外枠??の形成が完了しました。
次はボンネットを型にしてFRPを積層して行きます。
今回は雌型を作らず横着技で苦労必至の作業をします (^-^;
その前にボンネットに離型処理をしてFRPが綺麗に剥がれるようにしておきます。
必須アイテム
100均セリアのあぶらねんど
ボンネットとダクトの周囲を滑らかにするために使用します。
100均ダイソーのアルミテープでダクト周辺を覆って行きます。
全体を覆います。
スズキのエンブレムを剥がした糊跡を除去します。
ボンネットの鋼板部分を脱脂します。
スプレーのり55を鋼板部分に吹き付けます。
アルミホイルを貼り付けて行きます。
アルミホイルは100均より近所のスーパーの方が安かったです (^O^)
ギンギラギンで離型処理終了です (*^^)v
それでは今日はこのへんで (^O^)
2020年6月8日YouTubeに動画アップしました。
ダクト付きボンネットを作る#2(発泡ウレタンで形成する)
前回はボンネット上に型枠を貼り付けました。
今回は発泡ウレタンを充填してダクトを形成していきます。
毎回使用しているLOCTITE社製の1液型の発泡ウレタンです。
安価なだけに難アリですが懲りずにリピ買いしています (^O^)
勢い良く噴き出すので慎重に作業します。
余分な部分をザクザク削ぎ落として行きます。
型枠に合わせて水平になるようにサンディングします。
矢印:
外気温が低くて発泡不良しています。
半なまでベトベトでした (^^;
発泡不良した部分の埋め込みと盛り増しのために発泡ウレタンを充填します。
余分な部分をザクザク削ぎ落として行きます。
ダクトの周囲をマーキングします。
ダクトの取り付け位置となる開口部を作ります。
全体的にサンディングして角に丸みを付けます。
エアーで細かい削り粉などをブローします。
それでは今日はこのへんで (^O^)
2020年6月8日YouTubeに動画アップしました。
ダクト付きボンネットを作る#1(採寸~型枠作り)
インタークーラー付きターボエンジンなのに
純正ボンネットな白ツインです。
インタークラーの所に大穴を開けて他車流用のエアインテークを付けるだけでは面白くないので三菱のコルトラリアートバージョンのエアダクトを取り付けます。
この「ダクト付きボンネットを作る」シリーズも動画を撮っていますので完成した後にYouTubeにアップしようと思います (*^^)v
ウィンドウウォッシャーのノズルを取り外します。
まずボンネットのセンターを求めます。
次にインタークーラーの位置を求めるために写真のようにマスキングテープを長めに貼ります。
マスキングテープの端を基準にトレースしてボンネットに転写します。
三菱コルトラリアートバージョンの純正ボンネットエアダクトです。
網の部分だけ乗せてみました。
ちょうど良いサイズです。
現物合わせで採寸します。
100均ダイソーのPP発泡シートで型枠を作ります。
それをボンネットに直接貼り付けます。
前側は大雑把にこんな感じ (^^;
それでは今日はこのへんで (^O^)
2020年6月8日YouTubeに動画アップしました。
クラッチスタートシステムを解除する
今回は小ネタです。
MTのKeiワークスはクラッチを踏み込まないとエンジンの始動ができないシステムが取り入れられています。
安全上の配慮かと思われますが緊急時のセルモーターで車を移動させる手段が使えません。
例えば踏切内でのエンジンストールなどでは大惨事につながる可能性もあります。
まぁ
本音を言うといちいちクラッチ踏むのが面倒臭い (^^;
なのでクラッチスタートシステムを解除します。
用意するのは適当な導線5Cm程と平形のオスギボシ2個
ワイヤーストリッパーで外被を剥きます。
圧着プライヤーでギボシを両端に取り付けます。
クラッチペダルの付け根にある青色のカプラを外します。
青色のカプラに導線を刺し込みます。
結束バンドで元の場所付近に固定します。
出来上がり (^^)v
これで冬場の暖気運転などいちいち運転席に座らずともキーを捻るだけでエンジン始動が可能になりました。
それでは今日はこのへんで (^O^)